「色彩の不思議」@町田三中 理科部 (2026/07/14)

【実施場所】町田第三中学校 第三理科室
【日時】7月14日 16:00-17:30

【全体概要】
今回はブンブンごまの工作をモチーフとする「色彩の不思議」の講座で1-3年の26名が参加しました。1年理科で学習する光の性質に関連する内容で、人が色彩を感じることの仕組みとその限界を体験した上で原理がどのように社会に役立てられているかを系統的に学びました。どの生徒もブンブンごまを回すことがとても楽しそうだったのが印象的でした。

【授業のポイント】
① 人の眼が風景色彩を認識することとカメラによる撮像の類似性
色覚異常の場合の見え方から説き起こし、見えることの原理を理解します。
② RGB-LED点灯装置を使った混色の実験
白色光のスペクトル観察を踏まえ、人が色を認識する仕組みを学びます。
③ 3色のシールを円周上に並べたブンブンごまの工作
④ 眼の時間的/空間的な分解能について
円板のカラーパターンの回転数による見え方の違いやTV画面の顕微鏡観察で混色が起こる理由を体感します。
⑤ 眼の特性の製品技術への応用紹介
人の眼の特性を応用したTVなどの映像表示の仕組みを学びます。

【振り返り】
ブンブンごまは小学校で馴染みのある生徒が一定数おり、講座開始前からヤル気満々の状態でした。RGB-LEDでの混色実験は初めての経験らしく興味深げでした。いざ工作に入ると案の定、タコ糸の玉結びがうまくできない生徒続出でフォローが大変でした。肝心の「なぜ人は色彩を認識できるのか?」についてはすでに一定の理解をしている生徒もおり、少し驚き、そして安心しました。興味のある生徒はそこここにいるのだと。RGB-LEDでの混色実験を元にTVの原理についての説明を行なったことで、学校での理科学習と実生活との結びつきに思いが至るといいなぁ、と思います。

RGB-LEDの混色実験
ブンブンごまの工作風景
ブンブンごまのカラーパターンは如何に?