「地球自転のマジック」@金井中3年 (2026/06/04,08)

【実施場所】金井中学校 化学室
【日時】6月4日 5,6校時, 6月8日 2,4校時

【全体概要】
2年後半で学習する気象現象の新規関連テーマで3年1学期の授業を行ないました。台風のような低気圧の気象衛星写真を見ると常に反時計回りの渦になっていますが、それはなぜか?この不思議を原理実験で体感したうえでパソコンによるシミュレーション実験で理解を深めました。低気圧と高気圧、北半球と南半球の違いを理解できましたか?

【授業のポイント】
① 地球が自転していることの証左
② 静止する人と動いている人の物の動きの見え方
③ 回転運動中の物の動きについての体験実験
日常経験での予想に反する結果は信じられるでしょうか。
④ 回転運動中の物の動きについてのシミュレーション演示実験
体験実験結果を静止する人として観察して納得します。
⑤ 実験結果から導く低気圧と高気圧の渦
一見矛盾する事象の理解から科学の考え方を学習します。

【振り返り】
先週、6月として稀な大型台風が爪痕を残しました。TVでは気象衛星写真や雨量、風向きなどの情報に多くの時間を割いていましたが、生徒に台風の風が時計回りか、反時計回りかを尋ねると答えは半々でした。今回の講座中で生徒が体を動かして行なう実験があり、安全配慮で身体的に支障のない生徒に実践してもらいました。日常経験に照らすと奇妙な結果にみえるのですが、やはり、百聞は一見に如かず。観察すること、そしてそこから思いをめぐらすことが本質的な学びにつながるのではないでしょうか。ちなみに”風呂の栓を抜いて排水溝にできる渦が反時計回りになるのは地球自転の影響”というのは完全にフェイクな都市伝説です。

実験準備の様子
ペットボトルからの放水の行方1
ペットボトルからの放水の行方2