【実施場所】町田市役所3F 3-3会議室
【日時】11月29日 14:30-15:45

【全体概要】
市民協働フェスティバル”まちカフェ！”の市役所会場において、町田市子ども創造キャンパスひなた村の企画”科学クラブ”が出張開催されました。子どもたちの科学教育拠点として活動するひなた村のPRと町田市内で理科教育活動を始める団体の支援目的でお声かけさせていただき、当ラボを含む3団体3部構成のコラボ企画となりました。当ラボは第3部に「色彩の不思議」を小学生向けに「色の見え方マジック」と改題し第3部に講座実施し、小学生以上の9名が参加しました。殆どが保護者同伴での協働作業でほのぼのとした週末の午後のひとときとなりました。

【当ラボ講座のエッセンス】
① 人の眼が光や色彩を認識することとカメラの類似性
生き物の体はいろいろな働く細胞で作られていることから説き起こします。
② RGB-LED点灯装置を使った混色の実験
テーブル毎に点灯装置を用意して極力児童が触れるようにします。
③ 3色のシールを円周上に並べたブンブンごまの工作
低学年の児童は保護者との協働作業です。
④ 眼の時間的/空間的な識別限界について
こまの回転数や液晶TV画面の顕微鏡観察で混色が起こる理由を体感します。
⑤ 眼の特性の製品技術への応用紹介
TVなどの映像表示の仕組みを学習します。

【振り返り】
まちカフェ！は年々参加団体が増加し、今年は150団体以上と盛況でした。静かな環境が望ましい教育系ワークショップにはいささか賑やかで子どもたちの注意力が削がれたかもしれません。今回のコラボ企画の参加者は約8割の事前申し込みと当日のチラシ配布などによるものでした。参加してくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。これをきっかけとして、ひなた村の科学クラブ、市内で活動する理科教育団体の存在の認知度が高まることを願ってやみません。