この活動は身の回りの事象に対して、課題設定から解決手段探究 に至るまで自分流のアプローチを創造するアウトプット型の学習 プログラムです。
優れた創造を生み出すには多くの情報やアイディアを集める必要 があり、その過程が「発散」思考、多くの情報やアイディアから 優れたものを抽出する過程が「収束」思考です。
創造の活動は発散と収束の思考のサイクルによる主体的かつ協働的 な営みで、集めた情報の中から課題を見出す過程と最適な解決手段 を生み出す過程からなります。
創造のプロセスは扱う対象の拡がりに応じて長さが変わり、広範な 対象から局所的な対象に絞られるとともにプロセスが縮小します。
学校の総合学習などでは時間をかけてすべての創造プロセスが遂行 されますが、地域活動による講座は時間的制約があるため課題設定 から解決手段の実行までがメインになります。